何かに挑戦しようとしている人たちへ。大切なことを全部教えてくれた”本”を紹介します。

      2017/08/28

gurade-syomm

こんにちは、イラストレーターのKiKi(@kikiiiiiiy)です。

ここのところ、この1年振り返って、困ったことの解決方法をシェアしています。

ベルリンに移住計画中の女子たちへ。1年住んで良いと思った美容ケア用品を紹介します!

ベルリン移住計画中のクリエイターさんたちへ。現地でMacが壊れたら、ここで買うといいよ!

嬉しいことに評判で、他にも何かないか考えてみました。

 

それで、いろいろ考えて、今回は、私が大切にしている本について紹介しようと思いました。

みなさん、本は読みますか?私は読むスピードはゆっくりなのですが、読むのは大好きです。

本には、いろんな人の知識と経験がぎゅっと詰まっています。自分一人だけの人生で体験できないこと、まだ知ることができていなかったことなんかも、全部教えてくれる、たくさんの先生です。

私は今まで出会った本の中で、大切にしているものが4つあります。

どれも有名なものだから、みんな知ってるんじゃないかな。しかもそれは全て、子供向けの本で小さな頃にきっと出会っているけれど、大人になった今もう一度じっくり読み直して欲しいものたちです。

かなり違った印象を受けると思います。

何かに挑戦しようとしている人たちへ。大切なことを全部教えてくれた”本”を紹介します。

 

スポンサーリンク

 

『西の魔女が死んだ』ー自分で決める・考える大切さを教えてくれた。

小さい頃の夢は魔女になってほうきで空を飛ぶことだったのですが、この本に出会ったのはそんな夢をまだ少しだけ胸に秘めていた中学生の頃。

図書室で、タイトルに『魔女』『魔法使い』と書いてある本を片っぱしから読んでいた時に見つけました。

お話は、主人公のまいが学校に行けなくなってしまって、”西の魔女”と呼ばれる田舎のおばあちゃんのお家にゆき、”魔女修行”をするというもの。この”魔女修行”というのは、ほうきで空を飛ぶ方法を学ぶことではなくって、人生で大切なことをたくさん学ぶことでした。

もう中学生だったから、私は魔女になれないことにほとんど気付いていたけれど、この本を読んだ時に『西の魔女』みたいな大人になりたいという夢に変わりました。

西の魔女は、こう教えてくれました。

『魔女は自分で決めるんですよ』

悪魔を防ぐためにも、魔女になるためにも、いちばん大切なのは意思の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。その力が強くなれば、悪魔もそう簡単にはとりつきませんよ。

ー『西の魔女が死んだ』より

映画化もされています。本を読むのが苦手な方は、映画をぜひ見て欲しいです。西の魔女が、イメージそのままでとても嬉しくって、そしてたくさんの大切なことを教えてくれる大好きな映画です。

私が、日本から持ってきた唯一の本でもあります。

おまけ:ちなみに小さい頃大好きだった魔女の本◎

 

 

『モモ』ー”時間”の大切さ、意味を教えてくれた。

大学三回生の頃、京都一乗寺にある恵文社という本屋さんが好きでよく通っていて、その中でも児童書を集めているコーナーが好きでした。そこをいつもうろうろしていた時に、いつも気になっていて気になっていて、結局21歳の誕生日に自分へのプレゼントで買った本です。

円形劇場あとに住んでいるモモという女の子が主人公。平和に暮らしていた街に”灰色の男たち”がやってきて、みんなの時間を盗んでいきます。みんなの時間を取り戻すために、モモが奮闘するお話です。

 

時計というのはね、人間ひとりひとりの胸のなかにあるものを、きわめて不完全ながらもまねて象ったものなのだ。光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。

ー『モモ』より

この本んを読んだ大学三回生というタイミングもありますが、これから自分が使う時間について、自分が持っている時間についてよく考えるきっかけになりました。

今思い返してみれば、モモを書いたミヒャエル・エンデさんはドイツの作家さんなんですよね。探してみたら、モモの実写映画もあって、ドイツ語のようなので探して勉強も兼ねて見てみたいと思います。

 

映画でも、灰色の男たちが不気味で怖い。。。

 

 

『アルケミストー夢を旅した少年』ー世の中の仕組みが凝縮されている本。

去年、人生で1番どん底の生活を日本で送っていた時に、手渡されて読んだ本です。

主人公は羊使いのサンチャゴ。ある日彼を待つ宝が隠されているという夢を見て、それを信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指します。 その旅路で様々な出会いと別れを経験し、少年は人生の知恵を学んでゆくというお話でした。

少し長いですが、その時に強く心に残った文章を抜粋します。

「世界最大のうそって何ですか?」と、すっかり驚いて、少年は聞いた。
「それはこうじゃ、人は人生のある時点で、自分に起こってくることをコントロールできなくなり、宿命によって人生を支配されてしまうということだ。それが世界最大のうそじゃよ」
少年は人の「運命」がどういうものかわからなかった。
「おまえがいつもやりとげたいと思ってきたことだよ。誰でも若い時は自分の運命を知っているものなのだ。
 まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ」
「…おまえが誰であろうと、何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ。…自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。すべてのものは一つなんだよ。 おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」
 
老人は話し続けた。
「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」
ー『アルケミストー夢を旅した少年』より

 

この本には、人生のすべてが詰まっていました。もっと早くに、この本に出会いたかった。

小説で、物語だから、空想の世界のお話かなと思われるかもしれないけれど、全部現実世界にリンクしたお話です。全部、知りたかった答えが書いてあった!!と読んだ時感動しました。

小説「アルケミスト」から学ぶ、夢を実現させるためのヒント

私はその本を手渡された時、この本で例えるとパン屋さんにいて、次の準備をしている時でした。

 

おまえが何か望めば、宇宙の全てが協力して、それを実現するようにたすけてくれる。

 

本当に、その通りだと思う。そして、旅をすることは大切。

 

『Alice through the looking glass』ーすべては自分次第なんだ。

最後は本ではなく映画になってしまいますが、ティム・バートン監督の『Alice through the looking glass』(日本のタイトルはアリス・イン・ワンダーランド/時間の旅)

これは、去年やっとの思いでベルリンまで辿り着いたはいいけれど、ドイツ語がわからなくて、わからなくて、語学学校では最初の先生と相性が合わなくて毎日差別のような扱いを受けるし、クラスメイトには笑われるし、オペアの仕事も、言語のコミュニケーションができないから子供達となかなかうまくいっていない時に、『息抜きに!!!』と、見た映画です。

『不思議の国のアリス』の『鏡の国のアリス』を原作としていますが、ティム・バートン監督のオリジナルストーリーで、不思議の国のアリスだけれども、違うお話です。でも、2つのお話にとてもリンクしているし、現代を生きる人たちへ強いメッセージが込められている映画だと思いました。

主人公は少女ではなく、大人の女性のアリス。

アリスは過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、ワンダーランドに秘められた真実と時間の番人“タイム”との戦いに挑みます。運命に逆らい、過去を変えようと奮闘するけれど、全部失敗します。過去は変えられないんです。でも、その過去を旅する過程に、ティム・バートン監督は大切なメッセージを詰め込んでくれたんだなと感じました。

 

時間の番人“タイム”が、未来に進むアリスにこう言います。

It's up to you. (それは君次第だよ)

ーAlice  through the looking glass

 

シンプルだけど、一番心に響いた言葉です。結局は、全部、ぜんぶ、自分次第なんですよね。

そうそう、映画を見ていて気になったことがあります。時間の番人“タイム”が”壊れた”という意味の単語を”kaputt"と、そこだけドイツ語で話したんです。

なんでそこだけ??と気になって調べたのですが、英語でも”kaputt"があるようで、それはドイツ語から来ている言葉だそうです。

スクリーンショット 2017-08-28 9.35.20

http://ejje.weblio.jp/content/kaputt

ドイツ語だと、ただ壊れた!という印象なのですが、英語として捉えると『やられて、ダメになって、ぶち壊されて』と、強い意味と感情を含む意味になるんですね。

でもタイムと一緒に居る、小さなおじさんたちも、『Auf Wiedersehen〜!(さよなら〜!)』って、ドイツ語を言っていたんです。時間に関することは、ドイツに関連しているイメージがアメリカにはあるのでしょうか。確かに、ドイツ人は時間を守る人たちというイメージはありますが。。。

 

ちなみに、原作の不思議の国のアリスも私は大好き。何が好きかって、みんな狂ってるけど、よくよく読み込むと深いんです。きっと、多くの人が子供の頃に読んだことがあると思いますが、大人になった今、もう一度読んでみて欲しいです。違った印象を、受けると思います。

 

映画の主題歌、『Just like Fire』も、じっくり聞いて欲しいです。

全部英語ですが、日本語訳がついたものを見つけたので動画を貼っておきます。

 

 

まとめ。

思い返すと、必要なタイミングで、必要なモノや人、出来事に出逢っています。本も同じ。

直感を大切にして行動した時こそ、いろんなことがあっても結局したかったことに気づいたら辿り着いていることが多いです。

まわりをよく見て、きっとすごくきになるものがあるから、そしたらそれに手を伸ばしてみてください。多分それが、自分にとって今必要なものです。

 

このブログで紹介した本も、何かの誰かのきっかけにつながるといいなって思いながら書いてみました。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました◎

 

まわりから全てを否定され続けても、前に進もうと頑張っている君へ。

 

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

KiKi(@kikiiiiiiy)を

 - 考えてること ,