オペアの学校生活はどんな感じ?

      2017/03/22

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こんにちは。KiKi(@kikiiiiiiy)です。

前回は、『アメリカの大学で日本語の授業を受けてきた』ことについて書きましたが、

アメリカの大学で日本語の授業を受けてきた!

今回は自分が通った学校での生活について書きたいと思います!

 

まずは「オペアが通える学校」について、おさらい。

オペアは普通の学生として留学するのとは違うので、そこを再度確認しましょう。

オペアは滞在期間中に6単位取得する必要があります。すべて同じの学校で取得する必要はなく、自分の学びたい分野の授業を選択して合計6単位になれば大丈夫です。

アメリカにオペアとして留学する場合、ホストファミリーから$500の学費補助が貰えます。その学費補助内で通える学校を探すとなるとこの3種類になるかと思います。(オーバーした場合は自己負担になります)

・語学学校
まずは英語を学びたい!という方は語学学校から入るのもいいかもしれません。

・コミュニテイカレッジ
2年制の高等教育機関で日本では短期大学に近い制度です。私はコミュニティカレッジに通っていました。働きながら通う学生が多く、授業のスケジュールも夜間コースがあったりと、オペアでも通いやすいです。春、夏、秋、冬とシーズンごとに申請して授業を取る形になります。英語の授業だけでなく、英語力に余裕がある方はデザインなど専門の授業を取ることも可能です。

・大学の授業を受講する
大学に入学するという形ではなく、オペアでも受講可能な授業があり、それを単発で受講する形になります。私は受講したことがないので詳細はわからないのですが、語学学校・コミュニテイカレッジに比べると費用は高いようです。オペアは仕事の空き時間に学校に通うことになるので、フルで大学に通うことはできませんし、取得するvisaの種類も違います。(オペアはJ1visaを取得します)もし、大学生として留学したい場合は、オペアではなく学生visaを申請して留学することをお勧めします。

『Aupair in USA①オペア留学とは?』より

その他、オペア留学についての詳細はこちらの記事に書いてあります↓

オペア留学とは?

 

 

どのように学校を選ぶのか

学校のカフェ

学校のカフェ

1、自分のオペアの仕事スケジュールを確認。ホストファミリーと相談して空いている時間に行けるクラスを取ろう!

オペアは留学といはいえchild careという仕事なので、その空き時間に学校に通い、勉強をすることになります。仕事のスケジュールは「週45時間以内・1日10時間以内・最低週1休み月1土日休み」というオペアのルールを満たすもので、ホストファミリーの要望に合わせてフレキシブルに組まれたものになります。例えば、ホストキッズが幼稚園や学校に通っているなら、その時間にオペアも自分の学校に通うことができますし、ホストキッズが赤ちゃんなら日中はオペアの仕事になるので夜間の学校だったり、土日の集中授業に通うことになるかなと思います。ファミリーによって仕事内容も時間も変わってきますが、オペアは必ず学校に通うことが義務付けられています。きちんとホストファミリーと相談して学校に通える仕事のスケジュールを組むようにしてください◎

2、学費の予算を考えて選ぶ

ホストファミリーから$500の学費補助がもらえるので、その予算内で通うのか、プラス実費で学費を払うことができるのかでも、通う学校が変わってきます。

3、以上のことを踏まえて、ホームステイ先近辺の学校情報を集めて選ぶことになります。

 

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私が通った学校はこんなところ!

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学校のラウンジ。

・ホストファミリーの家から車で15分ほどで通学出来る

・秋シーズン、週2日で💲198。学費補助金内でまかなえる

・英語が学べるところ!

以上のことを考えて、エリアディレクターから「とってもいい先生がいるわよ!」との紹介もあり(本当にいい先生でした。。)私が選んで通うことになった学校は近所のコミュニティカレッジでした。特に試験等はなく、授業の支払い手続きが終わったら、「授業の初日はこの日で、このキャンパスのこの教室で行います。」という案内メールが来てそれを頼りに各自授業に行く、という形でした。

ただ、問題が…

 

・ホストファミリーの家から車で15分ほどで通学出来る…でも。。

→私はもちろん日本の運転免許を持っていて、国際免許も日本で取得してきたのですが、それはAT限定の免許でした。提出した私のプロフィールにも『AT限定免許所持』、ときちんと記載してありました。ただ、アメリカでは免許所持というのは『AT・MT両方運転できる』という証明であり、日本のように『AT限定免許』というものは存在しないそうです。私のホストファミリーは、免許に関する項目をきちんと確認しないまま「免許を持っているならMTも運転できるだろう!」と、私に用意してくれた車はMTでした。(アメリカでもATは一般的に多く使用されていますが、ホストパパの趣味が車だったので、5台所持していましたが全てMT車だったという…)なので、私は車を運転することができず、車なら15分で着く学校に片道2時間かけてバスを乗り継いで通うことに!(めっちゃ遠回りするバスしかなかった)

取ったクラスは朝9:00からだったので、家を朝6時くらいに出て通いました。。しかも乗り換え3回!!ミスったら遅刻どころか授業が終了してしまうくらい本数も限られている!!英語もうまく通じないし、毎回が戦いでした。。

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家を出発した時の外の様子。
真っ暗!周りも森みたいなとこで怖かったので、歌いながらバス停に行った。

2回ぐらいこの方法で通っていましたが、あまりにも大変すぎるだろうと心配してくれた先生が「あなたの家は私の通勤途中にあるから拾って行ってあげる!」と言ってくださり、帰りはクラスで仲良くなった近所に住んでる子に送ってもらうことになり、無事先生と友人に助けられて通学することができました。。本当にありがとうございました。。

 

・英語が学べるところ!…でも。。

→私は初級の第二言語としての英語を学ぶクラスを取りたかったのですが、その時間は私の仕事の時間でホストファミリーに相談しても難しいと断られてしまいました。そのクラスを取るには、後2ヶ月待たないとホストファミリーの都合上無理、という話になり、その空白の2ヶ月がとても勿体無いと思った私は『とにかく空いてる時間に通えるクラスを取ろう!』と考えました。探すと、一つだけ取れる授業が!それが『英語のニュースを読んで、それについてディスカッションをする』という私の語学力を考えても超難しそうなもの。。でも、あえて難しいところに飛び込んだら上達早いんじゃないかな、なんとかなるでしょ多分!という『早く学校に通いたい』気持ちと『なんとなくなるだろ精神』で向かった初回授業では見事に撃沈することになるわけです。。

 

私が取ったクラスはこんな感じ!

プリント

 毎回配られる授業の題材のニュース。わからない単語だらけの赤ペンだらけ。

【先生と学生】

アメリカらしいふくよかな優しい女の先生に、学生はコロンビア、メキシコ、ブラジル、チリ、ドイツ、チェコ、スウェーデンなど、20人ほど。南米の学生が多い印象でした。アジア人はゼロ。ちなみに先生に確認したら、この学校に他に日本人はいないとのこと。英語の勉強になるから良いことだけど、ミネソタではつくづく日本人に会えません。エリアディレクターの紹介や、学費が格安であることもあってか、学生はエージェントは違えど全員オペアで女の子。だから、クラスメイトとの会話が「今日朝ホストキッズがごねて、遅刻した」「ホストキッズが熱出したから、今日は早く帰って仕事しないといけないの」など、まるで空き時間に学校に通う主婦の会話。笑

【授業内容】

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USA TODAY NEWSという、アメリカのニュースを配信するWEBサイトから、先生が今日のトピックを決めて、時々youtubeで映像のニュースも見ながら、それについてディスカッションしていくというものでした。毎回数人の学生が(先生の指名で決まるのではなく、毎回授業の終わりに学生が自主的に「来週自分がトピックを持ってきます!」と発言して決まります)自分で準備してきたニュースを題材にしたディスカッションも行われました。

ニュースには日常会話では使われないような単語が多くあり、読みながら単語のvocabularyを増やしていくことも、この授業の趣旨に含まれていました。なので、学生がわからない単語を上げていき、先生がその単語について説明してくれるのですが、英単語を英語で説明してくれるので全くわからない。当たり前ですが、授業はすべて英語で行われます。簡単な日常会話をのぞき、ほぼ全くわからない。

なんだかわからないけど片道2時間バスを乗り継いで一生懸命やってきたアジア人が、授業に全くついていけず固まっている。きっと周りから見たら「なんなんだこの子、大丈夫か?」状態だったことでしょう。。。

予想はしていたけど、授業についていけない。じゃあ、どうするか?

自主学習

多くのオペアがこの授業を受講していることもあり、先生はオペアの子たちそれぞれの事情に対して良く理解してくれていました。

私が『仕事のスケジュール上、この授業しかとることができない。今の自分には難しいということは理解しているが、英語を学びにここにきたので、受講を続けたい。』というふうに伝えると、『わかったわ。あなたには毎回授業の前日までに次の日に使用するニュースやプリントをメールで送るから、事前に予習してきてね。』と了承してくれました。

実は初回の授業、私は違うキャンパスに行くというヘマをし、出れなかったんです。(私が通ったコミュニティカレッジはキャンパスが2つありました)その時も職員室らしきところを探し出して、スタッフに担当の先生にコンタクトを取ってもらい、『キャンパスを間違えて授業に出れない。でも初回授業の自主学習をしたいから、授業で使用したプリント等あったら送ってほしい。』とお願いしていました。

沢山迷惑をかけている学生なのですが苦笑、本当に親切で親身になってくれる先生で、毎回前日に送ってもらうプリントの事前学習と周りの優しいクラスメイトのおかげでなんとかついていくことができました。

留学先で言葉の問題で沢山困ることってあると思うんです。でも、困っていいても、さらに言葉の壁でそれを伝えること・助けを求めることに躊躇してしまうかもしれません。私もそうでした。

でも、下手な言語でもジェスチャーを交えて困ったことがあったら聞いてみる、違う方法を提案して確認してみる。言わないと伝わらないし、国や言語は違っても同じ人間。困ってるということが伝えられたら、何かしら手を差し伸べてくれます。

ちょっと道を外れた例外な方法も、案外いいよ!って言ってもらえることも多いです。困った、で黙って終わりにするのではなく、じゃあどうするか考えて行動することって、とても大切だなと思いました。いろんなことに言えることだと思いますが、以外と方法は王道だけではないんです。

 

印象に残っている授業

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とても印象に残っている授業が2つあります。

一つ目は『シリア難民について』のニュース。

恥ずかしい話、この時期アメリカやオペアの生活に必死で日本の事はもちろんニュースを一切見ていない状況で、この授業の課題として出されて、私は初めてシリア難民の問題を知りました。そんな配られたニュースのプリントに、こんな一文がありました。

Amnesty  International said other -- specifically Russia, Japan, Singapore and South Korea -- have offered zero resettlements to the Syrians.

国際人権救援機構(アムネスティ・インターナショナル)は言いました。「他の富裕国、、具体的に言えばロシア・日本・シンガポール・韓国はシリア難民の受け入れは0だった。」

翻訳家ではないので、日本語訳部分が上手ではなく違和感を覚えるかもしれませんが(すみません)、内容としては『シリア難民問題は深刻化しているのに挙げた4つの富裕国は受け入れを行っていない・全ての富裕国に受け入れを求めている。』というものでした。

富裕国として名前が挙がっている日本。このクラスにはアジア人は私だけ、そして日本人。ディスカッション中、もちろんこんな質問が投げかけられます。

『なぜ日本は難民を受け入れないの?そのことについて日本人としてどう思う?』

私はその質問に答えることができませんでした。英語がわからないから答えられない、だけではなく、その答え自体がわからなかったのです。

しかし、この問題に関してクラスメイトたち(全員オペアなので19歳〜27歳の子たちです)は自分の国の対応や現状、意見をきちんと答えていきます。私は自分の国のことなのに、日本人としての意見を発言することができないことをとても恥ずかしく、悔しく思うと同時に、『日本人として』ニュースに関心を持つことの重要性に気づくことができました。

日本にいると、このような話題について他国の人を交えて話せる機会はなかなかありません。言語の壁など多くの苦労がありましたが、この授業で学ぶことの面白さを見つけた瞬間でもありました。

 

二つ目は『カルフォルニアで起きた山火事』のニュース。

このニュースはカルフォルニアで山火事が起きて、消火活動を続けているが収まらず被害が拡大している、というものでした。このニュースの議論の中で、世界の自然災害についての話題に発展。そこで話題に上がったのが、日本の大きな地震、東日本大震災についてです。多くの国の人たちが、この地震について関心を持っていること、心配してくれていることがわかりました。私はその時に原発のことについての話にも触れたのですが、そのことに関してもオープンに意見交換が行われました。日本だと、あまりこの話題について触れていいのかどうなのか顔色を伺うようなナイーブな部分があると思うのですが、この授業を通して他の国の人たちの意見を聞くことができたことはとても貴重でした。

 

英語を学ぶことって。

購買

学校の購買

授業のディスカッションの到達地点は「何が悪いか、良くないか」ではないんです。

「私はこう思う、あなたはどう思う?その意見はとても興味深いし面白いと思う、でも私はこう思うわ。あなたはどう思う?…」のエンドレス。

アメリカでは授業や日常生活の中で「個人の意見」を求められることが日本より多くあります。様々な人種の人達が住む国らしさだなと思うのですが、それに正誤はなく、自分と違った意見をお互い受け入れた上で、さらに自分の意見を伝え議論を深めていきます。

私は渡米前、無意識に相手が望んでいるであろう答えを考えて返答をしてしまい、自分の本当の意思とは違う方向に物事が進んでいくことがあり、悩んでいました。この授業を通して日本でしていた事はただの自己防衛でしかなく、本質の話し合いになっていなかったという事に気がつくことができました。

そして、みんな違って、それが当たり前で、だから興味あるし面白いんだって、それでいいんだって思うことができました。

英語を学ぶことで、今まで会話ができなかった人達と話ができるようになる。知らなかった考え方や意見を教えてもらえるし、自分も伝えることができる。いろんなことの幅が広がることが、楽しくて最高だなって思います。

この学校で出会ったクラスメイトたちとはfacebookでつながっているし、先生とは未だにメール交換もしています。先生は、今度私は学生visaをとってアメリカに来ると思っていたのに、ベルリンに行くと行ったらすごく驚いていました。英語もそんなに上手じゃない私のことを心配するかなと思ったのですが、先生からのメールには「あなたなら大丈夫」、そう書かれていたことが本当にうれしかったです。

うん、でもこのブログ書いててミネソタが恋しくなりました。またいつか絶対行きたい。

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授業最後の日にみんなにプレゼントした折り紙。

 

そんな充実した学校生活、実は私は5日間しか通えていません。なぜなら期間中に、オペアなら誰もが知っていて、大きな問題である『リマッチ』を行ったからです。

【リマッチとは?】

ホストファミリーとオペアの間で何かしら問題が発生し、話し合いをしても解決しない場合、ホストファミリーをチェンジすること。

オペアは普通の留学と違います。いいこともあるけど、うまくいかないこともいっぱいありました。でも、いろんなハプニングがあったから学べたこと出会えたえたことがたくさんあります。

次回はリマッチについて書きます。いろんな現役オペアの方から、リマッチについての質問がよく来るので、じっくり書きたいと思います。少し時間がかかるかもしれませんが、ちょっと待っててくださいね◎

 

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